ステロイドによるリバウンド時期をメンタル面で乗り切った方法
今回は、一番辛かったステロイドによる副作用の時期について書かせてもらいます。
経験のある方は分かると思いますが、とても辛いですよね。
私はこれを2度経験したので、2度目の時には「また・・・?」とがっくりきました。
何度も心が折れそうになりつつも、絶対に治る、と信じていたからこそ乗り越えられました。
以下は、経緯と乗り越えた心構えを参考まで
まず1度目のリバウンド期は、高校生の頃でした。
皮膚科でもらったステロイド剤を普通に顔に1年以上塗り続けていたんですね。
それでも良くならないので皮膚科を変えたところ、「今すぐ、顔に薬を塗るのをやめなさい」と突然言われ、ワセリンのみを塗るようにとのことでした。
数日後、悪化した顔の状態を診て先生が、
「2週間後には悪い物が全部出てきて、最悪の状態になる。でも1ヶ月くらいで、絶対キレイな肌になるから。」
と、強く言われました。
そしたら、なんてことでしょう。
本当に2週間後には最悪の状態になりました。
皮膚科の先生は、「うん、これでいいんだ。若いから新陳代謝が活発なので、予定通り治るよ。」と納得の様子。
私は思春期まっただ中の高校生で、マスクをして登校するも、途中からは学校も欠席がちになり、修学旅行にも行けませんでした。
見た目って、一番気にする時期ですからね。
当時はよく、深田恭子に似てるって言われてたのに(笑)
別人のような顔に、周りが気の毒そうに私を見るのが辛かったですね。
でも、先生が言った通り悪くなったのだから、絶対に良くなるはず!!
という希望も捨てませんでした。
学校を休んで1人で家にいて、塞がれた気持ちになるのを乗り越えた方法は、ピアノでした。
習っていたのは小学生までで、それ以降は時々弾く程度でした。
が、もうこの頃は心を無にして弾きまくっていましたね。
後から知ったのですが、ピアノを弾くことって自律神経を整える効果もあるんですね。
それが、うまく自分の心を落ち着かせる事につながったのかもしれません。
ピアノに限らず、自分の今の状態を忘れるほど打ち込む何かが必要だと思います。
大人の塗り絵なんかも、自律神経を整える効果もあり、時間を忘れてできそうですよね。
クロスワードやお絵かきロジックなんかも、集中できて個人的に好きです。
本当にこの時期って鏡を見れば落ち込むし、外に出れば人の目が気になります。
思い切って学校も仕事も休んで、まずは自分を休める事が大事だと思います。
その方が外部からのストレスが減って、治りも早くなると思いますよ。
あとは、絶対に治るという強い意志。
これは、先生の言葉がすごく大きかったと思います。
だって、本当に言う通りに悪くなって、治るのも予想通りの経過だったので。
「ずっとこんな荒れた顔のままだったら、どうしよう。」「どうして、私がこんな目に・・」
と、ネガティブな考えは出てきますので、そんな時こそ打ち込める何かで考えを消していきました。
とにかく、リバウンド期の乗り越え方としては、
1.まずは思い切って休んで自分をいたわる。
2.集中して打ち込める事を見つける。
3.絶対に治ると信じてあきらめないこと。
かと思います。
ちなみに、薬はワセリンのみ、石鹸洗顔だけでした。
その後の経過や、2度目のリバウンドについてはのちのブログで。。