仕事について考える
2月後半からの年度末は、何かと忙しい時期ですね。
会社内の異動や、町内会の引き継ぎ、特にお子様のいる家庭では卒業や入学と、いろいろあると思います。
うちも長女が高校卒業して進学が決まり、1人暮らしや引っ越しと、落ち着かない日々です。
その中で、主人が4月から転職。
自分の親世代ですと、男は一つの職場でずっと働くべきだ!
というのがあったと思い、自分もそう思っていました。
ましてや子供がこれからお金がかかるという時の転職です。
しかし、お金なら何とかなる。大事なのは主人の職場環境と心の状態です。
心の不調は、やがて体の不調にも繋がります。
体の不調で働けなくなる方が主人にとっても、我が家にとってもダメージが大きいと思いました。
ここからは、私の職場での話ですが、仕事を辞める理由はそれぞれだし、同じ環境であっても、その状況に心が耐えられる人と耐えられない人がいます。
職場や仕事に対して、「仕事量が多い」「あの人が気に入らない」などと、文句や愚痴ばかり言うのは、まだ改善の余地があるのかなと思います。
文句を言うなら、まずは仕事のパフォーマンスを上げるべきではないかなと感じます。
私の周りでは、他の職場で定年を過ぎた人達が嘱託として働いている方達が多数います。
その中でも、定年になるまで管理職に就いていた方、そうでない方の違いは歴然です。
定年まで人の上に立って仕事をしていた人達は、文句や愚痴がほとんどなく、穏やかで笑顔の人達が多いのです。
一方、昇格しなかった人達は、仕事や人に対しての文句がすごく多いのです。
仕事で機器を扱っているのですが、機器にさえ見放されてしまいます。
なぜか文句を言う人達が使うと故障したりと、文句は悪いものを引き寄せるというのを何年も目の当たりにしています。
しかし、笑顔で仕事をしてきた人達でも辞め時というものがあります。
年齢が高齢になったのもありますが、仕事に行くのが辛いと思うようになってきたという時です。
周囲に笑顔で、愚痴ひとつ言わないので、同僚の人達はとても驚きます。
きっと家族には、辛くなってきたという事をつぶやいていたかもしれません。
自分が壊れてしまう前に、仕事を辞める決意をしたのでしょう。
みんなに惜しまれつつ、退職しました。
主人はまだ働き盛りですが、転職を勧めたのは私です。
仕事を辞める事に不安がなかったわけではありません。
でも、辞めれば今より絶対にプラスになると思ったのです。
主人には自分の能力と経験を生かして欲しいと思っていたし、伝えました。
他人がどう思ったとしても、個人の能力を信じてあげられるのは、自分と家族だと思います。
今は、これから新しく変わる生活にワクワクしています。